私は、小俣町明野にある越智医院に実習に行きました。町医者ということで新患の患者さんはほとんどなく、たいがいは何度も来ている患者さんばかりでした。

先生はとてもエネルギッシュなかたで見ていてこちらも元気になるくらいでした。そんな理由からか患者・医師関係はとてもアットホームな関係でかつおたがいにとても信頼関係が出来ていると思いました。ここで思ったのはいくら患者が先生を信頼しても先生が患者をしんらいできなければ医療は成り立たないと思いました。

 一日にくる患者さんは多い日で100人以上きます。そのほとんどが風邪でした。そんな状態で30分も一人の患者さんにかける時間などなく5分がせいいっぱいといったかんにでした。しかし、なかには風邪でない患者さんもおられ、そうゆうかたにはしっかりとじかんをかけて丁寧に診察していました。そういった風邪でない患者さんを的確にみつけだして的確な治療をするのもあるいみとても重要な技術だと思いました。

 

往診にも参加させて頂いたが、そのなかで自宅で最後なくなられた患者さんがいたけれども、それはご家族の希望によるものでしたが、それを可能にするには訪問診療やプライマリケアの普及がなしにはとてもむりだと思った。

また、在宅医療を希望されている患者さんのほとんどはなんらかのかたちで病院の医療行為のありかたに不満をもっているかたが多かったです。たとえば、薬ずけにされ、管をいっぱいつけたりする一方で精神的なケアがまったくできていといったことです。

それにたいしこの地域では医師だけでなくケアマネ、ヘルパー、看護師達が密に連絡をとりあってとても質の高い地域医療がなされているとおもいました。

 

実習中に2つの特別養護老人ホームを見学させてもらったがこの2つの施設にいる患者さんのちがいに驚いた。1方は患者さんは不自由ながらもあるきまわっつたりして活動しているのにたいしもう一方は寝たきりの患者さんがおおかったです。これも施設の考え方の違いらしく一方は患者さんが少しでも痴呆にならないように努カしているそうです。このように同じ施設でもまだまだ質の高さには大きく差あるのだということをじっかんしま

した。

 

最後にこの実習中本当に丁寧にご指導してくださった院長先生を始め越智医院のスタッフの方に深くお礼申しあげます。この実習中に学んだことを今後に生かせるよう精進いたします。本当にありがとうございました。